昨年の今日書いたブログでは一年前のあたしは自由が丘に行っているらしい。
詳しくはココ
そして文中では、その前日9月1日は両国に行きたかったと言っていた。
一年後の今日。
昨日両国に行ってきた。
現在の横網公園には東京都慰霊堂があり毎年3月10日の東京大空襲の日と、9月1日の関東大震災の日には慰霊祭が行われるのですよ。
以前どっかのブログにも書いた気がしてますが、あたしはココのそばで生まれ育ちました(5年生までね)。だもんで、この公園はまさに近所の公園、そして慰霊祭は縁日が長蛇と連なる楽しい日だったりするのですよね。
昨日はあまりの暑さに行きたいけど面倒だなぁ~と、半ば行かない気でいたんですけど・・・お昼のおもいっきりDONっすか?あの番組の「今日は何の日」ってコーナーで関東大震災を取り上げたのを見ちゃったもんだから・・・・・行っちゃったんす
昔と一緒で長蛇の夜店はありました。
でも、公園内は何気に閑散とし、ココで眠る人たちを忍びにやってくる人は確実に減っている気がしました。
関東大震災は87年前、東京大空襲は65年前。
この2つを身を持って体験している人が減っているってことなんでしょうね
今から30年前はもっともっと多くの人が花を持ってきていたし、お線香の数だってそりゃむせる程だった。足や腕をなくした人が軍服姿で募金箱を前に置き座っている姿をよくみた。
しかし。
昨日のその場所は縁日を楽しむ子どもや、若い人たちが夕飯替わりを夜店に調達しにきているといった感じだった。
お堂にある石川光陽さんの写真をみても、実感としては感じ切れない
こうやって時代と共に悲しい出来事は他人事となり、忘れられていくんだなぁ~って。
そんなことをチラっと思った。